audio-technica ATH-AD2000 オープンエアヘッドホン

audio-technica ATH-AD2000 オープンエアヘッドホン

価格:¥ 50,000 (CE)
(参考価格:¥ 84,000)
発売日:
おすすめ度 ★★★★☆
売り上げランキング:24647


このこだわりがオープンエアーの新たな地平を拓く
  • ジョイントとフレームにマグネシウムをパンチングケースにはアルミニウムを採用し、本体質量250gを実現。
  • ヘッドバンドには超弾性特性の形状記憶合金を採用し安定した側圧を確保。
  • フレーム回転部のベアリングと3D方式ウイングサポート(PAT.P)により快適な装着感。
  • AD2000専用設計アルミニウムハウジングφ53mmドライバーで繊細な音を再現。
  • ダイアフラムには新素材を採用し音に厚みと自然な音場を再現。
  • ドライバーユニット磁気回路には磁性材料パーメンジュール、高純度OFC-7Nボビン巻きボイスコイルを採用。
  • 絡みにくい高弾性エラストマーシースとOFC-6N+OFCハイブリッド導体コード。
  • 入力コードは左右両出し左右独立アース線(4芯)構造の音質重視設計。
  • イヤパッドには耐久性&肌触りの良いエクセーヌと低反撥発泡ウレタンでフィット感を向上。


★★★★☆ 2005-11-09 強靭にして軽やかな
 手に持ってみると,非常に軽い。金属を主体に構成された外装の質感はとても良く,強度は十分に高い。
 個人差もあろうが,装着感はややきつめ。肌触りの良いイヤーパッドなので,当初は楽に感じるが,長時間の使用では側頭部に締め付けられたような感覚が残る。
 音質は,ダイナミック型としてはかなり軽やか。エレクトロスタティック型には及ばないが,繊細にしてクリア。解像度は高めだが,決してモニター的な鳴り方ではない。高域にやや華やいだ雰囲気を持ち,オープンエア特有の開放感あふれる鳴りっぷりの良さが最大の魅力。

 初期状態ではかなり芯がある音で,固いと感じる。エージンが進むにつれて柔らかみのある音へと変化するが,テンションは高く,弦楽器,木管楽器などの穏やかな音を出す楽器は,やや苦手。特にバイオリンなどのガット弦と金属弦の違いや,奏法による柔らかさの表出は薄口。

 周波数特性はほぼフラットながら,重心は中高音域寄りにあり,録音によっては低域がやや物足りない。高域と低域で音質が異なっており,低域はやや重めで,高域ほどのクリアネスはない。また,特定の帯域以下から急激に特性が落ちるようで,重低音域は不足気味。

 フルオープンエア型であってもクリアで重厚な低音を再現する機種もあることから,もう一踏ん張り欲しい。しかし,アンプのトーンコントロールには素直に反応する。アンプがしっかりしていれば,補正をかけても低域が膨らむことなく量感と力感を稼げる。私は,補正あり(ターンオーバ−100Hz,+6db)を常用しているが,これで不足はない。

 高価なだけに気になる点を列記したが,決して出来の悪い製品ではない。高域の美しさ,伸びの良さは特筆に値し,女性ボーカル,ポップス,イージーリスニングなどは気持ちよく聞ける。これらのジャンルを主に聞き,より廉価な機種からのグレードアップを考えている方に勧める。

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